meeting

アフィリエイト広告 外資系転職

【インタビュー取材】日本に留学して日本移住を決意し、日本で就職した外国人が語る「日本に住んでよかったこと・後悔したこと」| ワン・ハイタッチ

日本移住を考えている外国人にとって、実際に日本移住をした方の意見を聞くことは大抵の場合できません。

しかし、ワンハイタッチでは実際に日本移住をした外国人にお話を聞き、それを日本移住を考えている外国人に発信することができます。

当ブログの読者の9割が外国人ということもあり、今回は非常に有用な記事かと思います。

当ブログでは日本移住を考えている外国人に向けて、日本の情報を発信しています。ぜひブックマークをして、定期的に閲覧してください。

インタビュー(第1章):日本に留学をしたラインさん

japan_interview

今回はインタビューさせていただいたのが日本に留学後、そのまま日本で就職し、日本に移住したラインさんです。

彼女は20歳の時に日本の大学へ留学し、経営学について学んでいました。

そんな彼女について、過去のことから現在のことまで質問に答えていただきました。

日本の大学へ留学を決意した理由は?

ライン「私が日本の大学へ留学を決意した理由は、日本文化に触れたかったからです。幼い頃からアニメの世界に魅せられており、アニメの世界に出てくる情景は空想なんかではなく、この世界に実在するということを確認したかったのです。」

--実際日本に来てどう思いましたか?

ライン「故郷では決して見ることができない風景に圧倒されました。憧れの世界に自分が生まれ落ちたみたいで不思議な感覚でした」

--留学中にどんなことをしていましたか?

ライン「経営学を学びながら、生活費を稼ぐためにパートタイムばかりをしていました。日本に来て観光できたのは最初の数ヶ月だけでした。本当に後悔しています。しかし、その後悔が私の日本移住を決意する要因だったので、悪いことばかりではありませんでした」

日本で就職を決意した理由は?

ライン「先ほども申した通り、日本に憧れてきたのに日本の観光ができたのは留学後最初の数ヶ月だけでした。その後卒業までは、勉学とパートタイムばかりでした。そして、就職活動に差し掛かったとき、故郷に戻って就職するか、日本で就職するかを考えた時、このまま故郷に帰っても本当に意味がないと感じました。だって故郷でもできたことを日本でやっただけでしたから。それなら日本で就職して、憧れの日本に住んでしまおうと思ったんです」

--不安はありませんでしたか?

ライン「はい、大学4年間のコミュニケーションのおかげで不自由なく日本で生活できるくらい日本語が話せていましたので。」

--日本語は難しかったですか?

ライン「今でも非常に難しいと感じています。細かいところは全然わかりません。特に漢字です。話すことはできても書いたり、読むことがまだ辿々しいです」

--日本で就職して2年とお聞きしましたが、日本でする仕事はどうですか?

ライン「メーカー系なんですが、正直、刺激は足りていないなと感じます。父は毎日忙しそうに働いていたのに、私かなりゆとりを持って仕事をしています。それが日本企業の良いところでもあり、悪いところでもあるのかなと感じています。」

休日の過ごし方は?

--休日は何をしていますか?

ライン「2ヶ月に一度は旅行しています。日本を観光できなかったから日本で就職したので、その目的を忘れないように憧れの地を回っています。」

--旅行以外では?

ライン「副業とランニングですね。日本には各地にランニングチームがあって、休日はランニング仲間と一緒に走っています。」

--副業は何をしていらっしゃるんですか?

ライン「副業というか、父の仕事のお手伝いみたいなものです。父はシステムインテグレータ企業の社長です。リモートですが、営業のサポートをしています。」

--経営学を学んでいたのはお父様の影響ですか?

ライン「そうですね。35歳を超えたら私も起業したいと考えています。」

--起業するなら日本ですか?

ライン「はい、日本で起業すると思います」

--その理由は?

ライン「私の故郷はスタートアップの本場です。そのため、起業をしてもライバルが非常に多く競争率が高いです。しかし、日本では起業者そのものが少なく、ライバルも少ないからです」

日本就職・移住で後悔したことは?

ライン「日本就職で後悔したことは、満員電車です。毎日毎日パンパンの電車に揺られて通勤するのは非常にストレスです。」

--他にありますか?

ライン「あとは、上司と部下の関係性が気持ち悪いことです。部下は上司に従って当たり前という風潮があることが嫌な点です。部下が非常にクリエイティブな発想を持っていて、それが数億円もの事業になるかもしれないのに、上司はクリエイティブなことを受け入れないことです。日本人だなという風に思います。」

--生活に関して後悔はありますか?

ライン「生活に関しては特にないですね。むしろ故郷より住みやすくて最高です。」

--移住して後悔したことはありますか?

ライン「家族と会えないことですね。近しい友人もいないので、毎日寂しく感じています」

インタビュー(第1章)・完


インタビュー(第2章)LA出身の日本移住したマークさんについて

マークさんは現在30歳で、27歳の時に日本に移住してきました。

どうして27歳という、まだまだ若いのに日本に移住してきたのか、そのあたりは次から見ていきましょう。

なぜ日本に移住したかったのか?

マーク 「日本の治安の良さと文化に憧れていたからです。一度大学の卒業旅行で日本に行った時、何か僕の心をくすぐるものがあった。『ここに住めれば幸せに死ねる』と思った。」

----初めての日本はどうだったか?

マーク 「街並みに驚きました。初めての日本では、京都と神戸に行きましたが景観がアニメで見たもの風景ものでした。アニメの中に入り込んだ感覚で夢のようでした。そして、最も驚いたことは神戸の風景です。都会なのに、すぐ近くに山が聳え立っていました。私の故郷ではありえないことです。」

----日本移住の決意をしたのは?

マーク 「大学卒業後、故郷でITエンジニアとして働いていた時、ふとこんな広告を見たのです。『日本でITエンジニアとして働ける!英語ができるITエンジニア募集』これを見た時『移住するならこれを機にだ!』と。まあ、面接に合格する必要がありましたが、すんなり合格しました。今では日本でITエンジニアとして働いています。グローバル企業なので、英語を使う場面では営業に駆り出されることもあります。」

なぜ移住先で神戸を選んだんですか?

マーク 「私は登山が趣味なんです。しかし、故郷では車で約2時間運転しないと山には行けませんでした。しかし、神戸は徒歩数分で山に入ることができます。それが最も大きな理由です。おかげで今では仕事前の散歩で山へ行ったり、週末は気の向くままに登山ができるようになりました。」

----日本に移住してどうですか?

マーク 「最高です。若いうちに移住してよかったと毎日感じています。歳を取ってから移住しても言語の壁に苦労すると思いますが、若いうちに移住しておけば、すぐに日本語を話せるようになります。私は日本3年目ですが、生活に支障が出ない程度には日本語を話せます。」

日本に移住を考えている人に贈る言葉はありますか?

マーク 「憧れているなら、早めに決断すべきです。憧れと決断を先送りにしていていると、その内年齢や仕事の立場を理由に移住を諦めてしまうかもしれません。失う物が少ない若いうちに移住をすることをおすすめします。」

インタビュー(第2章)・完



-外資系転職