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今日会うお客様はどんなことに関心があるでしょうか。あなたが勧める商品だけではなく、昨日のスポーツの結果、政治の話題、事件のこと、天気予報など、様々な話題が出るかもしれません。毎日ニュースをチェックしておけば、どんな話題にも対応でき、会話が弾むことでしょう。「社会人なら、ニュースくらい読んでおきなさい」と言われる前に、しっかりと情報をキャッチアップしておきましょう。
自分が働く業界の情報を知っておく
今朝のニュースに、あなたが働いている会社のことが載っていませんでしたか? 取引先の会社の人事異動や、新商品の広告が出ているかもしれません。情報はビジネスにおいて最強の武器です。地域のニュースや業界紙が伝える業界の最新情報は、あなたの仕事に大いに役立ちます。業界内で起こっていることを把握するために、ニュースをチェックする習慣をつけましょう。
トップニュースの見出しだけでも読みましょう

その日のニュースの中で最も重要な記事がトップに掲載されます。長い記事でも、見出しを読むだけで内容の概要がわかります。忙しい時でも、トップ記事の見出しを3~5本読むのに30秒しかかかりません。これだけで「世間知らず」と言われることはなくなるでしょう。
初心者におすすめの新聞の読み方
ジャーナリストの池上彰氏は、新聞を読むコツを次のように語っています。
- 新聞は毎日1日5分から始める
- 初めは興味のある記事だけ読めば大丈夫
- すべての記事を読む必要はない
- 楽しんで読むことが大切
完璧主義の人ほど、きちんと読むかまったく読まないかのオール・オア・ナッシングの思考に陥りやすいそうです。
1日読まなかったからといって、習慣が止まってしまうのはもったいないことです。
見出しを眺めるだけでも効果的
パラパラと新聞を読み進めて、気になる見出しの記事だけをじっくり読む方法もあります。記事の内容をもっと知りたくなったら、前文や本文も読んでみましょう。時間がない時には、専門用語を飛ばして読むことで、スピーディーに情報を得ることができます。気になる記事はスクショなどで保存し、後で読むのも良いでしょう。
新聞は伝えたい文章が逆三角形。伝えたい順後ろほど「補足」であります。

- 見出し:見出しを読めば一目で何についての記事かわかる。
- リード:結論から書かれているリードを読めば記事の内容がわかる(5W1H)
- 意義づけ:物事に意味や理由が書かれている。トピック価値がもたせる。
- 経過:記事後半では背景説明や分析・解説が含まれる。
筆者おすすめ:新聞の紙面ビュー

新聞アプリの紙面ビューを利用する際のポイントを紹介します。デジタル版では見出しの大きさやページ一面のエリアが決まっており、記事の重要性が一目でわかります。見出しのフォントサイズも大きいものや小さいものがあり、従来のネットニュースとは異なる形式です。紙面ビューでは、限られたエリアと文字数でどれだけ注目を集めるかが視覚的に分かるため、非常に参考になります。アプリに紙面ビュー機能が搭載されている場合は、ぜひ活用してみてください。次回のポストでは海外のニュースペーパーの記事を使って読み方などを紹介できればと思います。
紙面ビューで見る場合にはiPadで読むことをお勧めいたします。
まとめ
新聞は、クライアントとの会話を円滑にし、業界の情報を把握するための重要なツールです。また、投資家にとっても新聞は重要な情報収集の手段となります。初心者は見出しから始めて、少しずつ読む習慣をつけましょう。デジタル版の紙面ビュー機能を活用することで、効率的に重要な情報を得ることができます。次回のポストでは海外のニュースペーパーの記事を使って読み方などを紹介できればと思います。